天然木の木目・形を活かし、仏師・彫刻師が一点一点手彫りで丁寧に彫り上げております。彫りや全体の造り （彩色具合、素材の質など） が特に優れた 「最上」 「最上彫り」 の逸品のほか、すべてがこの世に２つとない一点物ですので、一生ものとなるような１点をお探しの方、大切な方への心をこめた贈り物をお考えの方にも、満足していただける品々となっております。
白檀や沈香（じんこう）などの高級香木の優雅な香り、柘植（ツゲ）や桧（ヒノキ）などの上品な木質、黄金楠や杉などの樹の生命感あふれる造りなど、それぞれ個性を持った天然木の品質を心ゆくまでご堪能いただけます。
彩色、極彩色、古色、淡彩色、截金など、それぞれ個性豊かな彩色仏像をご用意しております。職人の手により一点一点丁寧に彩色を施された仏像は、木地とはまた異なる独特の雰囲気をまといます。
本来、仏像は彩色されて寺院などに納められることが多く、現代に残された国宝級の仏像なども、元々は豪華に彩られていたといわれています。
上質な彫りの上に、さらに極上の彩色が施された本格仏像を、どうぞ心ゆくまでご堪能ください。
■ 彩色 ･･･岩絵の具を用いた伝統的な彩色です。作品に個性と風格を与えます。
■ 極彩色 ･･･原色などを用いて彩色を厚く重ね、木地が見えなくなるまで彩色したものです。作品に迫力を与え、薄暗い屋内などでも見栄えがします。
■ 古色 ･･･彩色仏像の歳月を経た姿を再現した特殊な技術の彩色です。どこに安置しても違和感を感じさせない独特の風味が魅力です。
■ 淡彩色 ･･･素材の風合いを活かしつつ、淡い彩色を施したものです。木目などの木地の魅力を落とさない上品な彩色です。
■ 截金 ･･･きりかね。金箔を細く切り貼りし紋様を描き出す技法です。作品に繊細な表情を与え、輝きを持続させます。